- せいたい
- I
せいたい【世態】「せたい(世態)」に同じ。 [ヘボン]IIせいたい【声帯】喉頭腔の中間部の左右にある粘膜のひだ。 発声器官として重要な部分。 甲状軟骨と披裂軟骨との間に張られ, 靭(ジン)帯と筋肉から成る。 左右のひだの間に間隙(声門)があり, 声は気管からの呼気がここを通る時に声帯筋を振動させて生じる。→ 声門IIIせいたい【成体】成熟して生殖作用を営めるようになった生物体。IVせいたい【政体】(1)国家の統治形態。 君主制・貴族制・民主制・共和制など。(2)統治権の行使方法によって区別される政治形態。 立憲政体と専制政体とがある。→ 国体Vせいたい【整体】手などの力で, 骨格のゆがみを矯正し, 身体の均斉をとることにより, 健康増進・体質改善などをはかること。VI
「~術」
せいたい【正体】(1)正しい姿。 正しいあり方。「又以て~と為す可らざるなり/明六雑誌」
(2)正しい書体。(3)写真植字で, 正方形の中におさまるように設計された文字。→ 平体→ 長体→ 斜体VIIせいたい【正対】真正面から向かいあうこと。VIII「論題に~していない意見」
せいたい【生体】生きているもの。 生物の生きているからだ。IX「~実験」
せいたい【生態】(1)生物が自然環境のもとで生活しているありさま。「野鳥の~」
(2)社会生活をしているもののありのままの姿。X「若者の~」
せいたい【聖体】(1)天皇の体。 玉体。(2)カトリック教会で, 聖別されキリストの体となったパン。 また, 聖体の秘跡のこと。XIせいたい【臍帯】⇒ さいたい(臍帯)XIIせいたい【青苔】青い色のこけ。XIIIせいたい【青黛】(1)濃い青色。(2)青い眉墨(マユズミ)。 また, それでかいた眉。(3)俳優が月代(サカヤキ)などを青くするために用いる顔料。XIVせいたい【静態】静止している状態。 また, 動いているものを, ある時点において, 静止したものとしてとらえてみた状態。⇔ 動態「人口~」
Japanese explanatory dictionaries. 2013.